水色王子とピンク姫



-雪佳side-

春が行った後、父さんが戻って来た。


「あれ?春香ちゃん行っちゃった?」


「あぁ」


アイツ、完璧怒ったな。


俺、人を怒らすことに関しては天才かも。


いや~。本当からかいがいがあるヤツ。


「そーいえば春香ちゃん、まだ彼氏いないんだって?」


「まー」


…今日、出来るだろ。彼氏。


「あんなに可愛いのに。勿体ない」


父さんが呟いた。


「そーだよな」