「いた」 あの木の上に、雪佳がいた。 「…また寝てるし」 どんだけ寝れば気が済むんだろう。 そのうち、予知夢とか見始めたりして…。 「起きてるし」 「…びっくりしたぁ」 いきなり声を発しないで欲しいよ。 「今は、休憩中」 「ふーん」 休憩中なら、さくっと捕まえますか! ふと目に入った大きな石を木の下に運んだ。 …もう少し必要かな? 石の上に石を乗っけた。