水色王子とピンク姫



え?今から?


どーやって?


「だから2時間適当にヒマ潰しといてー」


「え…?」


麻里、本当にどっか行っちゃったよ…!


あたし1人じゃん。


寂しいじゃん!


最近麻里、自立してない?


なんか、嫁に行く娘がいる父親の気持ちが少し分かる気がするよ。


でも本当どーしよ。


どこか一カ所に絞って、そこで2時間過ごそう。


「…そうだ」


同窓会に行くって決まった時から、1人で行きたい場所があったんだ。


図書室に入って突き当たりの右にある、本整理室。


鍵が3桁のダイヤル式だったから、当時小2だったあたしと雪佳は001から当て嵌めていって番号を突き止めた。