春はキョトンとしてた。 「大丈夫か!?」 「え?何のこと?」 はい? 何のことって……。 ボケてるのか? 「だって春、痣……」 「これ?なんかね、目覚めたらあったの。痛い~」 ……どーなってんだ? まるで誘拐が無かったような言い方…。 「……雪佳」 ドアの向こうに父さんがいて俺を呼んだ。 すぐ俺は春のことを言った。 「父さん。春が……」