水色王子とピンク姫



「…本っ当、手間のかかるヤツだよな~」


雪佳が隣で呟く。


え?


「修吾!ちょっと高島と探し物してくるな!」


「雪佳!?」


修吾君が意味不明と言いたそうな顔をした。


へ?


雪佳はあたしの手首を掴んで列を抜けた。


当然、引っ張られてるあたしも列から抜けた。


「…で?どこでピン無くしたワケ?」


ピン探してくれるんだ~…。


ちょっと感動。


…だけど。


「…分かんない」