水色王子とピンク姫



ふと見ると、修吾君は美由紀と楽しく喋っていた。


よかった。


修吾君に迷惑かけたくない。


でも、早く探さないと。


「いーじゃん別に。ピンなんてなくても」


「ダメ!あのピンがなくちゃダメなの!」


あのピンがなかったら急に不安になってくる。


あたしは雪佳にとって何の関係のない人になる。


でもなんでだろう。


あたしは今、修吾君の彼女なのに。


雪佳は関係ないのに。


なんで雪佳が知らない人になるのが怖いの?


よく分かんない…。