水色王子とピンク姫



あたしの意識もそこまで。


ただひたすら目を閉じて全身に力を入れていた。


「お疲れ様でした~」


キャストさんの声でようやく目を開けた。


…終わったの?


頭の中がぐるぐる。


「春香ちゃん大丈夫?」


修吾君が顔を覗き込んだ。


「え。あ…、うん…」


…あたし、コースター乗ってる時修吾君の手握っちゃったんだった~!!


なんと大胆なことを!


っつかあたしって、こんなオクテなキャラだったっけ!?


そこから、メリーゴーランドにコーヒーカップに、ゲーセンにと、結構楽しんだ。