む~り~! 『手とか握ってさ!』 雪佳が言ってた言葉を思い出した。 今は非常事態! 咄嗟に隣にいる修吾君の手を握った。 「えっ」 いきなりだったので修吾君は驚きの声を漏らした。 手握るとか、何てことをしてるんだあたしは~!! でも今それどころじゃない! コースターが上へ昇っていくのに比例して、握る強さが強くなっていく。 そして一気に、落ちた。