「待って!!!」 聞いたことのないような すごく大きな声で、 そう叫んだのは先生だ。 俺は驚いて振り返る。 すると俺の体に 温かなものが触れた。 それは、人の体温。 胸に飛び込んだのは 俺の愛しの人、先生だ。 驚きすぎて言葉も出ない。 俺は立ったまま 胸にうずまる先生の頭を 見つめるしかなかった。