Escape from the DEAD

「で…何か目ぼしい情報はあったか」

「ちょっと待って下さい。ネット繋がりにくくて…混線してるのかしら」

紅に催促され、芹は難しい顔をする。

電話やメールは繋がらなくなってきたが、携帯のインターネット機能は辛うじてこの状況でも利用する事ができた。

芹はそのインターネットのニュースサイトで情報収集をしていた。

考える事は要と同じだ。

過去誰も経験した事のない異常事態。

少しでも多くの情報は必要だ。

「……」

芹の表情がどんどん険しいものに変わっていく。

その表情を見ているだけでも、紅には現在の状況が芳しくない事が理解できた。