屋上から降りて以降、ゾンビは不思議と姿を見せていない。
バリケードの所で紅が倒した五体のみだ。
「校舎内にはあまりいないのかしら…全部中庭や校庭に出て行った…?」
芹が要の後を歩きながら言う。
しっかりと彼の制服の背中を掴んだままだ。
「どうかな。油断はしない方がいいと思う」
要は緊張に顔を強張らせたままだ。
屋上に逃げ込んでいた生徒達は結果としてゾンビの襲撃を受けてしまったが、食料の調達や脱出ルートの確保という目的は変わっていない。
せめてここにいる三人だけでも無事に逃げ延びなければ。
ましてや男は要だけだ。
自然と責任感が芽生え始めていた。
バリケードの所で紅が倒した五体のみだ。
「校舎内にはあまりいないのかしら…全部中庭や校庭に出て行った…?」
芹が要の後を歩きながら言う。
しっかりと彼の制服の背中を掴んだままだ。
「どうかな。油断はしない方がいいと思う」
要は緊張に顔を強張らせたままだ。
屋上に逃げ込んでいた生徒達は結果としてゾンビの襲撃を受けてしまったが、食料の調達や脱出ルートの確保という目的は変わっていない。
せめてここにいる三人だけでも無事に逃げ延びなければ。
ましてや男は要だけだ。
自然と責任感が芽生え始めていた。


