固く目を閉じた。 “20○○年、高校生ダンス甲子園!優勝チームは……!?” 音とともにスポットライトが一周する。 バカみたいに笑って踊ったあの日々 か脳裏に蘇る。 笑いがあれば、当然涙もあって。 信じられないくらい キラキラした道を歩きながら かけがえのないモノを いくつも手に入れてきた。 たくさんたくさん費やした時間が 今じゃ短く感じてしまう。 一瞬一瞬を大切にしてきた私たちが 次に手にするモノは─── 周囲の音が無に感じた。 激しく高鳴る鼓動とともに 聞こえる声。