『手術は成功したの…。でもそれは、これから先、ちゃんと歩行出来るようにってだけで…。』
ゆっくり話し始めた内容に
喉の奥がキュンと鳴る。
『これ以上負担をかければ、ダンスどころか…歩行することさえ難しくなるって…。』
ざわつく胸が嫌な音をたてて
引き裂かれていく。
『…どういうこと!?』
震える声を振り絞ったのはカオリン。
『一生出来ないわけじゃないんだけど、
今後ダンスを続けるのは難しいだろう
って…。せめて、来年の最後の文化祭
までには…って思ってたんだけどな…ハハ。』
一粒の光がタケの頬を伝う。
『ウソでしょ!?ちゃんと検査したの!?』
静かに二度頷いた。

