気付いたら教室飛び出してて 階段を駆け上り、 行き着いた場所は屋上だった。 フェンスに寄りかかり、泣き崩れる。 声を押し殺して泣く。 誰にもバレないように、ひっそりと。 地面に落ちる涙は、 何も解決してくれない。 ただ祈ることしか出来ない 無力な自分。 先輩の前で泣きじゃくったタケが 下した決断は、 きっと生半可なモノじゃない。 お願い…タケ。 戻って来て…! 悲しい笑顔見せないで…! 『うぅ……うっ…!』 抑えてた声がもれた時。 温かい何かに包まれた。