私たちも頭を下げて挨拶を交わす。 どうぞと通された家の中。 足を引きずるタケに、中入って話すねと 言われ、私たちも足を進めた。 『足…ひどいの?』 意を決して私から声をかける。 『ん…。ちょっとね。明日、学校にも診断書出す…。』 『何ていう症状なの?』 少し躊躇って、視線を落としたタケは 無理やり笑顔をつくった。 『みんなには、まだ黙っててほしいんだけど…私の膝…もう軟骨がヤバいらしい。』 『軟骨…!?』