そうだね。 技では先輩たちを超える チームはひとつもなかった。 『だね!信じよう。』 私が言うと、ダンス部に 笑顔が戻る。 間に挟むCMがやけに長く感じる。 今か今かと全視線が画面に集中。 ひとりひとりが、その時を待った。 それはまるで、 スローモーションのごとく 流れる時間。 耳を澄ませば、 みんなの心臓の音が聞こえ ちゃうんじゃないかと 思った。