「まぁとりあえずはこれで大丈夫...と」


一夜さんは医療用具を片付けながら言った。


「はい、じゃぁ愛華ちゃん、話あるから、」

「わかってるよ、」


「まずは、彼が何かって事から。」


「うん。」


「とりあえず簡単に言っちゃえば、



悪魔なんだよね」




・・・・


・・・・


は・・・??


「そんで、愛華ちゃ・・・」

「待て待て待て待て・・・普通に話進めんな」


「何か??」


「いやいや、何かじゃねぇだろ、悪魔・・・ってあり得ないし」

「あり得るんだよ、それが」


「じゃぁ納得いく説明を」