とか思ってたら、
真実と拓も来て



4人でいろいろ話す。

『やば、俺、休み時間
先生に呼ばれてんだったー』


と急に言う拓。

真実は直ぐ
『じゃあ、真実、拓と
先教室戻るから〜』

と2人は仲良く
屋上を出た。

ポカーンとしてたあたしに

『雍羅。まぢ可愛い』


といつもの竜哉くんに


あたしだって

「竜哉くん、かっこいー」


っと対抗してみたけど





恥ずかしいー。



と顔が赤くった
あたしを見て

竜哉くんは

あたしのほっぺを
正面から両でギュって
してきた。



そんな事されたら


もっと赤くなっちゃう。




あたしは竜哉くんの
手をはらって
後ろを向いた。


『雍羅〜まぢお前可愛い』

と後ろから竜哉くんが



あたしに

抱きついて

言った。


ぇ。



よく分かんないけど

竜哉くんの声が
すごく真面目で


あたしを離さない。


よくわなんないよ、


「ぇっと。竜哉くん…?」



あたしが言ったら


竜哉くんが、


『ぁ、ごめん、
そろそろ教室戻ろ』


「あ、うん。」



と言って微妙なまま

竜哉くんはあたしの隣を
歩いて一緒に教室に
向かった。