【完】くすぐったがり彼女


せっかくの雰囲気を壊したのは真紀の勢いのいい笑い声だった。



「あ…ゴメン」



真紀は両手で口を塞いで、肩を強張らせた。



「いや…別にいいけど」



俺は真紀の服の中から自分の手を出した。


気を取り直して…っと。

きっと触る場所が悪かったんだよな?


真紀のシャツのボタンをはずして、真紀の下着と胸が見えた。



おーっし…ムラムラしてきたっ!


俺は真紀の首筋に自分の顔を埋めてキスをしようとした。



「きゃあっ!あはははは!」



真紀の止まらない笑い声。



さすがに初めての俺でも、熱が一気に冷めていく。