「……ブーツ、脱がすな」



俺はそう言って、左手を真紀のふくらはぎにそっと添えて、右手でブーツのファスナーを下ろした。



「っぷ…くく……」



真紀の体が小さく揺れて、足がモジモジと動いた。



「何笑ってんの?」



「ゴメン…くくっ…ふくらはぎがくすぐったくて」



「ふうん?」



このくらいでくすぐったいなんて、真紀って結構敏感なんだ。


俺はそんなことを思いながら、真紀のブーツを脱がしてベッドの脇に置いた。



ストッキングの上から、真紀の足を下から上へ人差し指でなぞってみた。


なんだかストッキングって結構やらしいなぁ。

触ったことのない感触が、余計に俺を興奮させた。