「で…でも…」 それでもためらうさくら。 拓海の時のように、首を切断ではないとはいえ…両腕を切断すれば、ほぼ確実に出血多量で死ぬ。 そのことが、余計にさくらを困らせた。 死ぬのは怖い。 でも恋人を殺すのも怖い。 死の恐怖がさくらと光を襲った。 それと同時に脳裏に浮かぶ拓海の殺された姿。 それがよりいっそう、2人の恐怖を高まらせた。