『ハハ、失礼しました。素晴らしい友情ですね。どうかその友情をずっと忘れないでください…フハハハ…』 ―ブツッ それだけ言うと、放送は冷たく切れた。 「…っざけんなよ!何がおもしろいんだよ!!ふざけんな!!」 普段おちゃらけてばかりの大輝が、珍しく怒りを露にした。 それほど、怒りが大きかったのだろう。 「っ…クソッ!!!」 ガシャーンッ!!!! あまりの怒りに、拓海が自分の机を蹴った。 ―カランッ