仮面の男たちが去ってから、誰も口を開かず、玄関はシンとしていた。
ほんの半日前までは生徒で溢れていたこの玄関も、今では嘘のように静まり返っている。
―半日前。
そうか。もうそんなに時間が経ったのか。
どうりで暗くなってきたわけだ。
悠也はぼーっと玄関の外を見つめていた。
このゲームに巻き込まれてから、6〜7時間くらい経っただろうか。
ざっと計算すると、もう夕方の5時か6時くらいだ。
夏とはいえ、ちょっと暗くなってきている。
悠也は、大輝に声をかけてあげるわけでもなく、無意識に目を反らしてしまっている自分に気付き、ハッと大輝に目をやった。
震えている大輝を見たところで、何か気の利くことを言ってあげられないのだけれど。
それでも、俺には関係ない。と目を反らしているよりは良いと思った。
大輝以外の皆を見ても、ぼーっとしているようだった。
表情からは、心配とかよりも疲労の方が大きいように感じられた。

