「放せ!何なんだよお前ら!!」
大輝は手足をバタバタさせ抵抗しているが、びくともしなった。
玄関まで来ると、両側の"黒スーツの2人"は大輝から突然手を放した。
「痛っ!」
突然手を放されたせいで、大輝は尻餅をつく。
そんな大輝には目もくれず、黒スーツの2人は、その場で手を後ろに組んでいるだけだった。
悠也は、こいつらは見張りをしていたのだろうと気づいた。
まさか見張り役までいるなんて。
俺達が逃げないように徹底している。
見張り役。ガードマン。
"俺達の"ガードマンってことか。
笑えない。
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