――休み時間。
「おっはよお唯♪今日も遅刻お疲れ様あ☆」
「おはよ、唯。今日はどんな妄想をしてきたの?」
この朝からあげぽよな女の子が桐谷沙希(きりたにさき)ちゃん。
んで、クールな子が村田澪(むらたむお)ちゃん。
「おはよ…。もおなんで学校ってこんなに朝早いんだろうね…」
「いや、早くないよお♪唯が妄想ばっかしてるから寝坊するんだぉ?」
さ…沙希ちゃん。
沙希ちゃんは見かけによらず毒舌だ。
「で、今日はどんな夢だったの?」
澪ちゃんはとっても優しい。
彼氏いない哀れなアタシの妄想をいつも聞いてくれる。
「今日はね♪…」
今日の夢(妄想)の事を話そうとしたら朝の事が頭によぎった。
「今日は…さげぽよだった!」
「「は?」」
2人の頭の上にはもちろん「?」。
「何?何があったのぉ?」
沙希ちゃんが興味しんしんで聞いてくる。
「今日ね!史上最悪最低野郎にぶつかったの!」
「は?意味不~」
むむむ~…。わかってもらえんか…。
「なんかね、うちの学校なんだけど超チャラくて髪の毛金髪で腰パンで言動がガキで…。とにかく最低な男にアタシの妄想邪魔された!」
そういうと、澪ちゃんは少し考えてアタシをじっと見た。
「それって、亘理聖夜(わたりせいや)じゃない?」
う…わあ。澪ちゃんって本当美人さんだなあ…。
まつ毛も長くて鼻もスラッとあしもスラッと……って。
「誰それ?」
澪ちゃんの美しさに見とれて聞き逃すところだった。
「え、知らないの?超有名じゃん!超チャラいけど、超イケメンで女子達がキャーキャー騒いでるあの3年!」
沙希ちゃんが淡々と説明していく。
もちろんアタシの頭は「?」だ。
でも…誰かわかったなら……。
「殴りに行く!」
「ちょ…やめなよ!亘理は喧嘩も強くて負けたことないんだからっ!」
席を立ったアタシを澪ちゃんは無理矢理座らせた。
「そうなの?」
「おっはよお唯♪今日も遅刻お疲れ様あ☆」
「おはよ、唯。今日はどんな妄想をしてきたの?」
この朝からあげぽよな女の子が桐谷沙希(きりたにさき)ちゃん。
んで、クールな子が村田澪(むらたむお)ちゃん。
「おはよ…。もおなんで学校ってこんなに朝早いんだろうね…」
「いや、早くないよお♪唯が妄想ばっかしてるから寝坊するんだぉ?」
さ…沙希ちゃん。
沙希ちゃんは見かけによらず毒舌だ。
「で、今日はどんな夢だったの?」
澪ちゃんはとっても優しい。
彼氏いない哀れなアタシの妄想をいつも聞いてくれる。
「今日はね♪…」
今日の夢(妄想)の事を話そうとしたら朝の事が頭によぎった。
「今日は…さげぽよだった!」
「「は?」」
2人の頭の上にはもちろん「?」。
「何?何があったのぉ?」
沙希ちゃんが興味しんしんで聞いてくる。
「今日ね!史上最悪最低野郎にぶつかったの!」
「は?意味不~」
むむむ~…。わかってもらえんか…。
「なんかね、うちの学校なんだけど超チャラくて髪の毛金髪で腰パンで言動がガキで…。とにかく最低な男にアタシの妄想邪魔された!」
そういうと、澪ちゃんは少し考えてアタシをじっと見た。
「それって、亘理聖夜(わたりせいや)じゃない?」
う…わあ。澪ちゃんって本当美人さんだなあ…。
まつ毛も長くて鼻もスラッとあしもスラッと……って。
「誰それ?」
澪ちゃんの美しさに見とれて聞き逃すところだった。
「え、知らないの?超有名じゃん!超チャラいけど、超イケメンで女子達がキャーキャー騒いでるあの3年!」
沙希ちゃんが淡々と説明していく。
もちろんアタシの頭は「?」だ。
でも…誰かわかったなら……。
「殴りに行く!」
「ちょ…やめなよ!亘理は喧嘩も強くて負けたことないんだからっ!」
席を立ったアタシを澪ちゃんは無理矢理座らせた。
「そうなの?」