7時になりバイトを終えた俺は隣町の自宅まで自転車で帰る。 俺の名前は英明。みんなからはヒデと呼ばれてる。20才の貧乏大学生だ。 三流学校にダラダラ通ってバイトに精を出す毎日である。 もちろん遊びにも行くが、何をするにしてもまずお金がないと始まらない。 人によっては親が小遣いくれるんだろうけど俺の親はそんなに甘かぁない。 だから今日みたいに授業がない日は深夜のバイトを入れてる訳だ。