夜、バイトが終わり店から出ると既にアキラが待っていた。
実は昼間に話があるとメールを入れたら、アキラの帰宅時間とバイトの終わる時間が合う事が分かり待ち合わせる事にしたのだ。
「悪い、待ったか?」
「いや、さっき来たところだ。」
アキラの口から白い息が漏れる。
この寒空の中、俺は自転車を押しながら、アキラと隣町の家まで帰った。
そして俺はチカへの気持ちを話した。
アキラはしばらく黙っていたが、
「お前は本当にそれで良いの?」
と、聞いて来た。
そんな言葉が返ってくるとは思ってなかった。
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