翌日。


土曜日……。


舞緒いるかな?



私はオニューのワンピースを着て、隣の舞緒の家に入った。


緊張しつつ、玄関のベルを押す。



「はい」


ま、舞緒だっ!



「えっと、私…」


「茜?」


「うん……舞緒、ちょっと話せる?」


「あぁ。上がる?」


「い、いいっ!舞緒が出て来てくれるなら…」


舞緒の部屋とか、密室だったらドキドキして言えないよ…っ。



「わかった。ちょっと、待って」