記憶~LOVE~





キーンコーンカーンコーン。



放課後龍二があたしを迎えに
教室の前に来た。




「おいっ蘭!」




「ちょっとまってぇ~」



あたしは急ぎすぎて龍二の前でこけそうになる。




「あっ!」



龍二に抱きつく姿勢でこけてしまった。
あ…やっちゃった…。




「ご…ごめん。」





離れようとしたあたしを…




ぎゅっ



龍二がひっぱって離れられない…。



「ちょ…龍二!」



「いいじゃん!さっきみんなの前で手
つなぃでたのに抱きつくのはだめなのかよ★」





「それとこれとはちょっとちがうじゃん!」






「なんもちがわねぇよ」




「もぅ!龍二…んっ」