「姫さま…あなたを誘拐させて頂くのもここまでとなります。どうか私めの ご勝手をお許し下さいませ…」 ジタンは膝まつき、 ガーネット姫に言いました。 「こちらこそ ありがとうございました。 あなたのお陰でここまで これたことは一生忘れません」 そう言いつつも、 ガーネットの 心は揺れているのです。