気付いたら、悪魔の腕の中。





 「3秒で答えろ。じゃなきゃ・・・」



 じゃなきゃ・・・何?

 期待してしまいそうな自分がいる・・・。




 「・・・じゃなきゃ・・・?」



 吸い込まれてしまいそう・・・。
 カラコンしてるのかってくらい色素の薄い瞳。





 「・・・殺してやる」


 「ひ、ヒイっ」



 「冗談。お前殺す価値ない」



 今のちょっと本気に見えたよ・・・。
 こ、怖すぎる・・・

 てか酷くない?殺す価値ないって・・・。




 「・・・3、2」


 「え!始まってんの!?」


 「1」