GIRL→BOY!?



俺は双子の目の前まで行った

祐樹「あのさっ」

双子「なに」

冷たい眼差しが俺を突き刺した


祐樹「そんな目つきしてたって誰も近づいてこないと思うけど?近寄ってほしくないの?」

双子1「うるさいなっ」

双子2「ていうか、馴れ馴れしいっ僕たちと知り合いだっけ??」

祐樹「知り合い…ではないけど…でも!!なんでっ」

双子1「こっちの事情に首突っ込まないでくれるかな」

祐樹「……こっちの事情…ね……ふざけんなよ……」

双子「はっ?」

祐樹「双子だから何!?似てるから何!?」


無我夢中だった…


祐樹「あんたらは二人で一つであって、一人一人…違うんだよっ」


この二人のこと…
あまり知らないのに…


祐樹「逃げてるだけだと思わないの!?」

双子1「お…お前には…関係」

祐樹「関係ないよっ!!他人だもんっ……でも…」


きっと、言ってくれる人がいないから…


祐樹「ほっとけないからっ!!!」

双子「!!!!」

祐樹「他人でも…ほっとけないから……」

双子「……」

双子は言葉を無くしていた