*片翼の天使*


「はぁ? スーパーの特売日は、今は関係ね~だろ」

あたしは、呆れ顔になった。

「関係大ありよ!
特売日だから、早く携帯見つけてスーパー行かないと! 」

トモカは、真剣だ。

「……お前は、どこぞの主婦か! 」

すかさずツッコミを入れる。

「あっ!」

トモカが、またもやなにかを思い出したようだ。

「今度は、何だよ?」

「携帯多分教室だ! 教壇に放置したんだ!」

「……さいですか。早く取って来いよ」



なんでそんなところに……。
と、思ったがあえてツッコむまい。また、話が逸れそうだ。
あたしは、廊下にいるとクラスメイトたちに見つかりそうだったので、トモカと一緒に、3組の教室に行くことにした。





教壇を捜すトモカ……しかし、携帯は、見つからない。





「なぁ~い」


トモカが、情けない声を出す。
あたしは、トモカの机の中を探した。