そんな雪乃の姿に
ゴルチェは笑みを漏らす


「よろしければ、
こいつに乗って街でも見に行きますか?」

「え?!」

願ってもない提案だった

しかし
頭にはクリスの言葉がよぎる

「でも…クリス様には外出するなって…。」

「それなら
私から進言してまいります。
護衛は私が勤めますから。」


「はい!」



こうして
ゴルチェの提案により
雪乃は街へ散策することになった