狂気のアマリエスは
次々に雪乃に向かって攻撃を仕掛ける
クリスはスバルとともに
雪乃を庇いながら
じりじりとアマリエスとの間合いを詰めていった
「私の術はもうすぐ完成する。
そのためには
その娘は必要不可欠な玩具…。」
「その術とは
古より伝わる禁術ですか?」
傍に控えていたはずのジャンが
いつの間にか
祭壇左のドアから出てきた
その手には
古い表皮が握られている
「!!?
お前っ…いつの間に!!」
「無礼は承知で
勝手に調べさせていただきました。
やはり思った通り…
皇女様、
あなたは嘗て帝国を滅ぼしたといわれる
禁術を研究していたのですね…?」
「っち…!」
「帝国を滅ぼした禁術?!
それは神話の中の話ではないのか?」
クリスは驚きを隠せない
「はい。
だれしもがそう信じてきました。
しかし
ハビエル神官の最後の研究こそが
この禁術…
そして
おそらく皇女様は何らかの形で
この研究を知りハビエル神官と協力し
ここまで作り上げたのかと…。」
ジャンは恭しく礼を取ると
抱えていた表皮をクリスの見せた
その上には
魔方陣や言霊
人体図形など
描かれている
次々に雪乃に向かって攻撃を仕掛ける
クリスはスバルとともに
雪乃を庇いながら
じりじりとアマリエスとの間合いを詰めていった
「私の術はもうすぐ完成する。
そのためには
その娘は必要不可欠な玩具…。」
「その術とは
古より伝わる禁術ですか?」
傍に控えていたはずのジャンが
いつの間にか
祭壇左のドアから出てきた
その手には
古い表皮が握られている
「!!?
お前っ…いつの間に!!」
「無礼は承知で
勝手に調べさせていただきました。
やはり思った通り…
皇女様、
あなたは嘗て帝国を滅ぼしたといわれる
禁術を研究していたのですね…?」
「っち…!」
「帝国を滅ぼした禁術?!
それは神話の中の話ではないのか?」
クリスは驚きを隠せない
「はい。
だれしもがそう信じてきました。
しかし
ハビエル神官の最後の研究こそが
この禁術…
そして
おそらく皇女様は何らかの形で
この研究を知りハビエル神官と協力し
ここまで作り上げたのかと…。」
ジャンは恭しく礼を取ると
抱えていた表皮をクリスの見せた
その上には
魔方陣や言霊
人体図形など
描かれている


