「おのれっ…
おのれ許さん…許さんぞ…」
ブツブツとアマリエスの言葉が繰り返される
そして
急にアマリエスが
雪乃に向かって手を構えた
「危ないっ!!」
同時にスバルの声が響く
その瞬間
黒い稲妻のような光が
アマリエスの手から放たれる
「キャッ!!」
雪乃は衝撃に身構えたが
何も感じず
目の前には
雪乃を庇うようにして立つ
スバルの姿があった
「小僧…。」
先ほどまでの美貌と余裕は
アマリエスから消え去り
顔には憎悪だけが浮かび
まるで鬼の様な形相で睨みつけている
「アマリエス神官
あなたの魔力は強力です…。
だがここは神殿…
そして私も同じ神官。
清き心の者と悪しき心の者
この空間で神は私たちを
加護してくれます。」
「何と生意気な!
良いからその娘をよこせ!
その娘さえ手に入れば
私は全ての力を手に入れる…。」
「義姉上!!
もうおやめください!
なぜそこまで執拗にユキノを
欲しがるのですか?!」
「うるさい!
全てを持っているお前に何がわかる?
この娘は
私の唯一の希望…
娘の肉体と清らかで弱い魂
その全てで
私は世界を手にできるほどの力を持つ!
さぁ
娘を渡せぇぇ!!!」
おのれ許さん…許さんぞ…」
ブツブツとアマリエスの言葉が繰り返される
そして
急にアマリエスが
雪乃に向かって手を構えた
「危ないっ!!」
同時にスバルの声が響く
その瞬間
黒い稲妻のような光が
アマリエスの手から放たれる
「キャッ!!」
雪乃は衝撃に身構えたが
何も感じず
目の前には
雪乃を庇うようにして立つ
スバルの姿があった
「小僧…。」
先ほどまでの美貌と余裕は
アマリエスから消え去り
顔には憎悪だけが浮かび
まるで鬼の様な形相で睨みつけている
「アマリエス神官
あなたの魔力は強力です…。
だがここは神殿…
そして私も同じ神官。
清き心の者と悪しき心の者
この空間で神は私たちを
加護してくれます。」
「何と生意気な!
良いからその娘をよこせ!
その娘さえ手に入れば
私は全ての力を手に入れる…。」
「義姉上!!
もうおやめください!
なぜそこまで執拗にユキノを
欲しがるのですか?!」
「うるさい!
全てを持っているお前に何がわかる?
この娘は
私の唯一の希望…
娘の肉体と清らかで弱い魂
その全てで
私は世界を手にできるほどの力を持つ!
さぁ
娘を渡せぇぇ!!!」


