どちらともなく唇が重なる
花火に見守られてるこの時間が幸せすぎて、ずっとこのままでいたいって思った
けどここの花火はそんなに有名なわけじゃないから花火が多いわけじゃなく、しばらくしたら花火の音は消えて静かになった
『中…入ろっか』
先生の裾をひっぱる
『ってか久香今日祭りって知ってたのかよ』
中に入って鍵を閉める私の後ろで残念そうにソファーに座る先生
『知ってたよ〜』
『久香のことだから絶対忘れてると思ったのに』
はい、忘れてました
真美に教えてもらったんです
なーんて言えるわけもなく…
『あっ、当たり前じゃんっ!』

