[・・じゃあ
空くん。]



一応、年上だし。



[くん、なんかいらんっ

空って呼んでほしいんや・・
俺が。]



[・・空さん]



やっぱり、まだ
呼び捨ては・・


[おぉっ!
さん付けって
なんかテンション上がんなぁ♪]



[子供みたい]



そう言って
少しだけ笑ったあたしを

見た、空さんはナゼか
顔を赤く染めていた。



[可愛いなホンマに]



そうだ・・あたし
空さんに、告白されたんだった。


思い出したとたん
挙動不審になるあたし。