[本当だよなー 脱がしたくなる。] 蓮は、 竜くんの何倍もの変態だな。 [花那〜 もう俺 限界なんだけど?] 色っぽい声を、あたしの耳で 囁く蓮。 ビクッと震えるあたしの体。 [ちょっと俺ら出かけるわ] [はっ!? どこ行くの?] [ないしょ。] いたずらっ子みたいに 笑った蓮は、そう言って あたしの手を引っ張っていく。 どこ行くんだろ?