キーンコーンカーンコーン 保健室に1時間目の始まりを 知らせるチャイムが鳴り響く。 [あらあら、もう時間ねぇ 花那ちゃんどうする?] [・・寝る] [じゃあ俺も寝る!] [蓮くんは、勉強してきなさい] 先生に背中を押されて 蓮は不機嫌な顔のまま、 保健室から出ていった。 [花那ちゃん、寝てていいわよ] ニコっと笑う先生。 この先生 好きだなぁ・・ 気さくで優しくて美人で・・ 憧れる。