ピーンポーン。
ピーンポーン。



「出なくていいのか?」



「良いの!!」



「俺は知らないからな…。」



兄の忠告と分かっていても、あたしは無視を続ける。



ガチャ!!
バンッッッ!!!



「おい!!亜紀ーーー!!」



来たーーーーーー!!!



ズカズカと入ってきたのは、隣に住んでいる幼馴染。