「あい~~~~!!!」

やっぱり…。
私の両親は毎年のごとく
「愛高校入学おめでとう!!!」
とかかれた団膜を持って手を振っていた。

「本当…やめてほしい。」
「あはは…いいじゃん。入学・卒業のたびに面白くて…爆」
「他人事だからって…」

そんなこんなで。
恥ずかしい思いをしたガラ私は席に着いた。
すると築いたのだが…
私の隣に座ったのは男子だった。
しかも!!
あの!!
変なへ理屈で私から席を奪おうとした!!
あの悪魔!!

「ひとみ…席変わんない?」
「なんでさ?」
「悪魔が隣だよ!!」
「悪魔って誰よ…。ぁぁ…。あのひと?」
「最悪だよー!!!席かわろ?ね?」
「なにさー。席取られそうになったくらいで!!」
「だってさー。あいつもうちよりひとみのほうがいいと思うし!!」
「ちょっとは我慢しなさい!!ほらもう始まるから!!」

最悪…。本気で最悪…。
そんなことを考えていると私の隣に別の男子が来た。

あれ?悪魔じゃない?

そのひとはさっき悪魔と一緒にいた男子だった。

はぁ~ん。席を替わったのね!!
隣じゃなくなったのは良かったけど…
あんまりにも失礼じゃない!!!
やんなっちゃう!!…。
なんて私も人のこと言えないかぁ…。