光の魔法を君に



「ふぅ・・・・」


緊張の糸をほぐすように息を吐く。






「お疲れ様。だいぶ疲れたんじゃない?」


蘭と鈴があたしに微笑みかける。




「・・・疲れた・・・


いろんな意味で・・・」


ベットにダイブする。




ココはバーティさんの家の小部屋。



“泊まるとこがなければ部屋を使ってください”



って親切心で言ってくれた。





「あんなに力使ったのは初めてじゃない?」


鈴があたしの隣にダイブする。




「・・初めてかも・・・」


よくよく考えたらいつもは少しずつしか使ってないから慣れてないためか疲れる。




「でもこれから慣らしていかないと。」

蘭が遠くを見つめて話す。





今はまだ遠いけれど力をコントロールしないと戦えない。