「ふわぁ・・・・あ、おはよ。」 海と鈴と蘭が起きてきた。 「おはよ。」 「夢羽・・・おはよ~・・・」 寝ぼけまなこで笑う鈴。 「朝ごはんつくろっか。」 腕まくりをしてこちらに微笑む蘭。 「うん。」 短く返事をして立ち上がる。 「・・・さてと、出発しようか。」 荷物をまとめ行く先を見つめる。 1歩踏み出せば そこには新しい世界が広がる。 行先は魔法界に属す、“バラグーン村”・・・・