今は、 ___笑ってくれない。 「・・・そう。」 コレ以上、話せなかった。 空から伝わる何かが、あたしにそうさせる。 ただ、ただ、足音だけが響いた。 そして、助けてくれ、とあたしたちに求める声と。 そんな声に耳を傾けれるはずもなく、拳を握りしめて耐える。 悔しさが纏わりつく。 コツン___ 空が止まり、あたしたちも止まる。 「・・・ここだ。」