あたしは走り出した。 今までで、一番速く。 一瞬の隙が欲しかった。 アイツが油断する一瞬でも隙が・・・。 相手の死角に入り込み、斬りかかる! 斬った!! そう、思った瞬間 「闇海」 黒い、どこまでも黒い水があたしに覆いかぶさってくる。 「!!」 咄嗟に自分を守る 光り輝く結界の中、ここからどう出ようか考えてた。 多分、この結界も長くない。 ___なら。