光の魔法を君に



「・・・まだ眠っているのか。」



自室のベットに寝かせている彼女に近づき髪を梳く



金色に輝く髪は綺麗で儚い。





このまま、無理やりにでも自分のモノにしたい・・・




寝ているのに、手を出すのは少々抵抗があるが・・・









この際、致し方ない。




彼女の衣服をゆっくり脱がし始める。




愛し合うには抵抗が無い方が良い。






幾つもの夜を、彼女を想って過ごしたのだろう。





その夢がやっと、叶う。







そして、最後の衣服を脱がそうと手をかけたとき、




「・・ん・・・」




目が覚めてしまった。




そして、



俺と自分の状態を見るなり、



「・・・っ変態!!・・・散れ!!」



掌から鋭い羽を俺に向けて飛ばしてきた。