「・・・わかってますよ、この状況で相手を殺さない、そう言うところもディシアだと言われる強さ。」
もう、立っているのがやっと。
手加減するのは相手を目の前にして一番力を使う。
「・・・っ・・うる・・っさい・・」
___あたしは、そんな肩書を背負うためにココに生きているんじゃない。
みんなを守るためにいるの。
光の者、だとかディシアとか、関係ない。
あたしは・・・
「・・・守る・・・っ為に剣を振るう・・・」
「・・・素晴らしい精神ですね。けれどまだ甘い。」
男があたしに
「・・・呪縛」
呪いをかけた。
「!!!」
自由、が聞かない身体。
「・・・このまま、壊してしまっても面白いんですがねぇ・・・従順になる前に壊れてしまうそうだ。
まずは、王のところへ。」
あたしを愛で回した後、ニヤリと笑って瞬間移動した。あたしを連れて


