「・・・夢羽、って言う名前も空がつけてくれたの。」 そう、笑って“夢の羽”だって。 「・・・・いつまでも甘えてちゃ駄目だから・・・・」 グッと拳を握る。 幾つもの、時を一緒に過ごそうとあの人には何か“隠してる”コトがある。 あたしには言えないこと。 「・・・コウは、あたしの失った記憶を・・・知ってるんでしょ?」 あたしの中にいたのなら。 例え、あたしが目醒めていなくても。 分かるでしょう? コウはどこか遠いところを見て・・・ 「・・・あぁ。」 はっきりと言った。