光の魔法を君に




ッギン!!



「っち・・・」


「後ろから不意打ちなんて卑怯ですよ。」



押さえつけてる剣の力を利用して後ろへ飛ぶ。







「・・・貴方の名前、聞いてなかったわ。」


「私ですか?・・・わたしはシェルノア。」



__シェルノア・・・





よく似た響き・・・。




「そうですよ。貴方のジェルノアと双子ですよ。」



クックと喉で笑う。



「・・・ふ・・・たご?」



衝撃的な言葉に・・・・息をのむ。




でも、ジェルノアは・・・剣の中の・・・




「兄は剣創師、私は魔術師でしたね。」



__遠い昔、1000年、いや、万は前でしょうか?